親知らずはどうやって抜くの? 抜歯の流れについて
皆様、こんにちは。
品川駅 高輪口すぐの歯医者【カームデンタルクリニック高輪】です。
親知らずが横向きやななめに生えていたり、ほかの歯に悪影響を及ぼしたりしている場合は、抜歯する可能性が高くなります。
親知らずの抜歯というと、とても大がかりな処置で不安に思う方もいらっしゃるかもしれません。
抜歯の流れをご説明します。
抜歯前の準備
まず、親知らずの状態を確認するためにレントゲン撮影をします。
その際に、血管や神経の位置も把握します。
少しだけ生えていたり、完全に埋まっていたりと、人それぞれで親知らずの状態は異なります。
お一人お一人に適した治療計画を立てます。
患者様にも親知らずの状態や治療内容などを丁寧にご説明して、ご同意をいただきます。
麻酔~抜歯~縫合
抜歯の当日は、なるべく体調を整えておかれることをおすすめします。
部分麻酔を行ってから、抜歯に移ります。
一部しか生えていない、もしくは完全に埋まっている場合は、歯ぐきを切開して親知らずを露出します。
引き抜くことができない状態のときは、親知らずを分割して取り出します。
例えば、横向きで隣の歯にひっかかっている状態なら、歯冠部と歯根の2つに分割し、先にひっかかっている歯冠部を取り除いてから歯根を取り出します。
抜歯が完了したら、周囲を洗浄して切開した部分を縫合します。その後、止血のためにガーゼを噛んでいただきます。
抜歯にかかる時間は、通常は1本あたり30分程度、難しい症例の場合は1時間ほどかかることがあります。
抜歯後の注意点
・抜歯後は安静に過ごしましょう。
・当日の飲酒・喫煙・激しい運動・長時間の入浴は避けましょう。
・舌で触ったり、強く歯磨きやうがいをしたりしないよう、傷口を刺激しないようにしてください。
・術後24~48時間は、痛みや腫れが出ます。痛みが強いときは、処方された痛み止めを用法・用量を守って服用してください。
・消毒や抜糸の通院については、歯科医師の指示に従ってください。
・ご自宅でも出血した場合は、ガーゼをしっかり噛んで止血してください。それでも出血が止まらない場合は、歯科医院に連絡しましょう。
抜歯後は安静に
親知らずの抜歯後、2日ほどが腫れや痛みのピークです。
その後も痛みや腫れが続くことがありますが、次第に落ち着いていきます。
もし心配なことがあれば、歯科医院に相談しましょう。
品川駅から徒歩5分の歯科医院【カームデンタルクリニック高輪】では、親知らずの治療から抜歯、抜歯後のケアまできめ細やかに対応しています。
平日夜20時、土日も診療しているので、何かあればすぐにご連絡ください。